先日あるアーティストにハマっている、と書きました。
今回はファン心理について、わたしが思うことを綴っています。
以前の記事はこちらです。ぜひご覧ください。
上の記事では わたしの生活が変わった、ということをお話ししています。
引き続き 自制しつつ楽しんでいるのですが、特に「ファン心理」に思うところがあるので、今回は焦点を当てて書いていこうと思います。
調べてみると「ファン心理」についての論文があったりしました。
そこまで専門的に知りたいと思ったわけではないのですが、印象に残ったものをピックアップしながら わたしが思うことを紹介しますね。
まず前提として わたしが「ファン心理」に興味を持った理由は、
前回の記事でも自制が必要と書いたように、危うさがあるものだと感じたからです。
現在はSNSでのファンの交流が多いと思う(体感)のですが、わたしが短期間アーティストのSNSを閲覧しただけでも、批判・中傷・対立 が見られました。
少なからずそれらのコメントに納得する場合もあったりして、自らの危うさを自覚せざるを得なかったんです。
でも、批判等をするのはあくまでも「ファン」が多く、対象のアーティスト等に無関心と思われる人は少数でした。
どうして好きなはずのアーティストに、ネガティブな言葉を投げてしまうのか、その心理に興味を持ったのです。
■ファンにも様々な種類がある?
以下は参考論文をわたしなりに噛み砕いた言葉ですが、ひとくちに「ファン」と言ってもいろんなタイプがあるみたいです。
もちろん複数のタイプを持ち合わせると思います。
純粋に作品を評価して楽しむタイプ / 疑似的な恋愛感情を持つタイプ / 外見重視タイプ / 自分の代弁や似たところを好むタイプ / 流行にのってみるタイプ / ファン同士のコミュニケーションを楽しむタイプ / 尊敬や憧れからお手本にするタイプ / 独占欲が強いタイプ(参考:ファン心理の構造(1)ファン心理とファン行動の分類)
これを見て、結構驚きました。
楽しみ方って色々あるんだなぁと思ったり、恋愛感情や独占欲は見るからに危険な匂いがすると思ったり。
じゃあ わたしは今何タイプだろう?と考えてみると、
「純粋に作品を評価して楽しむタイプ 兼 自分の代弁や似たところを好むタイプ」 と言えそうな気がしています。
とはいえ、美しい写真に惚れ惚れしますし、似たアイテムを身につけたくもなりますが。
■ファン対象が生きがい
また、ファン対象が生活において重要な一部でありそうだ、ということが書かれている論文もありました。(参考:ファン心理と心理的健康に関する検討)
重要であるが故に、ポジティブに働くこともあればネガティブに働く可能性もあると。
具体的には、
不安が軽減されることがあるので、健康が増進されるポジティブな面と、
先に示した独占欲的な感情が行きすぎて、ストーカー行為に繋がるようなネガティブな面があるとのこと。
実際、ファン対象がいることによって幸福度が高かったり、生きがいをもたらすとの結果になっているようです。
ネガティブな面については記述を見つけることができませんでしたが、想像できる気がします。
生きがいと言えるものが、
自分の意に反した行動をするようになったら。
あまりにも人気が出て手が届かなくなったら。
生きがいを失うことは相当ストレスだと思うし、その辛さが批判や中傷といった方法によって表れるのかな。と感じました。
正直今のわたしも、生きがいに近いくらいアーティストに依存してしまっているかもしれない。
今はそれに救われていると思っているけど、いつネガティブに振れるかわからない。
怖いです。
冷静に見る癖をつけておかなければ…
と思いながらも、やはり難しすぎる!とくじけています😅