cotton の 目

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当たり障りのない性格のわたしが、密かに持っている視点を綴ります。

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化粧×プラ【ブラシ】

 

お化粧とプラの葛藤」詳細版の第3弾。
今回は【人工毛メイクブラシ】について。あくまでもわたしが思っていることについてです。

 

 

かいているひと:cotton
マイペース主義の慎重派。まとまらない視点・思考をブログで放出中。


メイク好きとして考えたい、化粧×プラ。

コスメに目がいきがちだけど、ブラシ・スポンジなどのメイク用品にもプラスチックが多く使用されています。

特にわたしが気になっている、メイクブラシに焦点を当てて書いてみます。

 


 

メイクブラシを買おうとしたときに挙がってくる選択肢は、
動物毛(天然毛) OR 人工毛(主にプラスチック)


動物毛は毛先が細く、肌あたりが優しいそうです。お手入れで痛みやすいため、慎重に扱う必要があります。
素材が貴重であったり、職人の技術を要することによって、価格が高いものが多いです。

動物の毛の種類

熊野筆に使われる主な動物の毛

熊野筆の穂先に使われている種類も長さも異なる10種類以上の動物の毛を紹介します。

一方人工毛は、動物毛ほど痛みにくく、手軽に扱うことができます。
主にプラスチックを使用し、量産されていることが多いため、比較的安価です。

 


 

以上の特徴から、あなたはどちらを選びますか?

わたしは、動物毛の方がメイク上級者、というイメージがありました。
でも、よく考えると「どちらが良い」とは言えない気がするのです。

なぜかというと、どちらにも欠点があるから。
この欠点は わたしが思う欠点であって、欠点とは思わない人がいるかもしれません。
参考程度に読んで頂けると嬉しいです。

 


 

では早速。
動物毛の欠点は何でしょう。

当たり前ですが、動物の毛を使用するという点だと思います。
ブラシ使用の際に、アレルギーが出る可能性がある、ということもありますが、
それ以前に毛の採取時に動物を傷つけていることになりそうです。

動物の毛だけをカットして使っているかと思いきや、動物を殺してしまっているようです。毛だけのために、命を奪ってしまっているのは良いこととは思えません。

もし、毛だけを使用する方法があるのであれば、まだ許容範囲といってもいいのかもしれません。
ご存じの方がいたら教えてください。

参考

さまざまなかたちで苦しむ動物たち

私たちの暮らしのかげで、さまざまな動物たちが人間から虐待を受け、苦しんだあげくに殺されています。 しかしその残酷な実態はほとんど知られていません。 犠牲になっている動物たちのその苦しみを、少しでも知ってください。

 


 

対して人工毛の欠点とは。
素材が主にプラスチックであることだと思います。

このシリーズで問題視してきたとおり、プラスチックは自然分解されず、環境を汚染してしまう物質です。

プラスチック製のものは、軽くて安価なものが多くて便利ですが、
わたしは使わずに済むものは避けるようにしています。

ブラシにしても、この問題は同じです。

最近は、
前述した動物毛使用の欠点を克服したもの、「よりよいもの」
であるかのようなアピールで、人工毛ブラシが売り出されているのを良く見ます。

消費者としては、謳い文句だけではなく、他の角度からもよく考えて購入したいなと考えています。

人工毛への転換

テクニックいらずで素肌美人に!初心者でもプロのテクニックを簡単に再現できる『江原道 メイクアップ ブラシ シリーズ』

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※江原道さん以外にも様々なメーカーが人工毛ブラシに切り替え始めています。

ちなみに人工毛に関しては、
「植物素材を〇%使用している」といったブラシもあります。

罪悪感は減るかも、といった感じでしょうか。

 


 

他にもきっと考えるべきことはあるでしょうが、
今わたしは動物の命か、環境保全かといった考え方をしています。

すごく難しい選択で、正直どちらも選べません。

それでもメイクが好きでブラシは使いたい。
自分の経済力とも相談。

となると、今は人工毛ブラシしか使うことができていません。
それがいいのか悪いのかもわかりません。

それでも悩むこと、良いことばかりではないことは
考える必要があると思います。