わたしはどちらかというとネガティブ思考が強いです。
情緒不安定にも大きく関係しているとは思っていますが、それでも、どうしてもポジティブにはなれません。
書き出しにもありますが、わたしはネガティブ傾向が強いです。
それが摂食障害に関係している気はしていて、
元々の性格が摂食障害に結びつきやすかったのだと思っています。
ただし ネガティブな人が全て摂食障害になるわけではなく、
また、摂食障害をきっかけにネガティブ思考になった方もいると思います。
ですから一括りにすることは出来ないので、
ここでは幼い頃からネガティブな思考になっていたわたしの話としてお読みください。
ちなみに、自分のことをネガティブだと自覚したのはここ最近のことです。
思考の傾向は 人それぞれ徐々に積み重ねて出来上がっていくものだと思うので、
どちらの傾向に寄っているかは 自分で自覚しにくいと思うんですよね。
わたしは自分の考えを他者に話して、他者の考えと比較することで傾向を判断しました。
主に母と話し、同じものを見聞きしても感じ方が全然違うことに驚きます。
双方の感じ方を比較すると、どちらが ポジティブ寄り/ネガティブ寄り か判断がつきますよね。
何度も確認するうちに、「あ、自分ってネガティブなんだ」と。
昔から染みついている思考なので これが「普通」だと思っているんだけど、わたしの中の「普通」であって、思考の傾向として プラマイゼロ ではないんですよね。
当たり前だけど気付きにくいと思います。
では、ネガティブは悪いのか?という話です。
「ネガティブ」で検索すると、脱却 / 治す / 断ち切る という言葉が並びます。
「ネガティブは悪くない!」という言葉もちらほらありますが、良いイメージはないということは言えると思います。
わたしもネガティブ思考は良いこととは全く思いません。
強いネガティブ思考が続くととてもしんどくなりますし、またネガティブにしか考えられない…と落ち込む原因にもなります。
だからもちろんネガティブ過ぎない方がいい。
かといってポジティブになろうとはしません。わたしには無理がありすぎるから。
ネガティブもポジティブも、今まで積み重ねてきた思考の結果そうなっているのだから、急には変えられないと思うんです。
ネガティブな人がポジティブになれないように、
ポジティブな人もネガティブにはなれないでしょう。
もちろん個人の中での浮き沈みレベルはありますが、
ネガティブな人がポジティブな人レベルにポジティブにはなれないであろうということです。
というか、ポジティブになろうとすることはすごく疲れます。
わたしとしては ネガティブを続けるよりもしんどいと思います。
そんなにしんどいことを耐えてまで、しかもその努力を継続してまで、ネガティブを脱する必要はないのでは、という考え方です。
下手したらネガティブどころではない、どん底に辛い思いをしてしまうのではないかという怖さも感じます。
ネガティブに苦しむ人は多いと思いますが、ポジティブを目指さなくて良いと思っています。
苦しさを和らげることが大切で、ポジティブはいらないかな。
わたしは、「今ネガティブに考えているな」と自覚するだけで少し楽になるんです。
わたしは思いつかないけど、別の側面から考えればポジティブな面もあるかもしれないから。
思考の癖なだけで、ほんとはそこまで悪い状況じゃないかもしれないから。
この考え方だと、あまりしんどくなくネガティブを軽減出来る気がしています。
少しの意識は必要ですが、ポジティブを目指すよりずっと楽。
思考的にプラマイゼロにもなっていなくても、苦しさは和らぎます。
以上が、ポジティブにはなれない、けど少し楽になったわたしの考え方です。
ポジティブを目指すのも悪くないけど、それが全てではないと思います。
誰かの参考になったら嬉しいです。