cotton の 目

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当たり障りのない性格のわたしが、密かに持っている視点を綴ります。

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大切な人と噛み合わない

 

パートナーと噛み合わないと結構辛いかもと気付いた出来事を書きます。

 

 

かいているひと:cotton
マイペース主義の慎重派。
まとまらない視点・思考をブログで放出中。

 

先日行われた2024年の衆議院選挙。
わたしは選挙権を得てから欠かさず投票に行っていて、投票すること・政治参加することに前向きな立場です。

一方付き合っているパートナーは、一度しか投票に行ったことがないとのこと。

わたし的には投票に行くことが当たり前なので、大切な人にもできれば投票に行ってほしいという気持ちがありました。

無理にとは言わないけど、意見交換したり一緒に悩むのも楽しいじゃないですか。
だから、「行った方がいいよー」程度の声がけと投票所リストを送ったりなどして、思惑通り投票意欲が出てきたようでした。

 


 

よかったとホッとしたのも束の間、
わたしとは政治的立場が正反対であることが判明。

正直なところ、
悲しかったです。

日常生活で話している範囲ではそれほど対立した考えを持っているとは思わなかったし、少しどころか真反対の政党を支持していて、自分の思想を否定されている気分になったのです。

もちろんそんなつもりはないことはわかっているし、考えが全く同じということもあり得ないことは理解しています。

無理してわたしの考えに合わせることもなく、誠実とも言えると思います。

だけど、今後ずっと考えを理解してもらえない人と生きていけるのか、とても不安になりました。

 


 

なんとなくわかるかと思いますが、
わたしはいわゆる「少数派」「弱者」と言われる側にあたると思っているし、そちら側に優しい政治を期待しています。

パートナーは「仕事人間」「強者」で、
「弱者」になったことがないんだろうと感じました。
(多少のコンプレックスはあるようだけど)
全てスムーズにことが進む社会を望んでいるようです。

スムーズに何もかもできる人ばかりじゃない。
既にふるい落とされているわたしたちはどうしたらいいんだと、いつか気持ちが溢れてしまうかもしれません…

「弱者」と「強者」の差は大きくて、わかり合えるとしても長い時間が必要でしょう。
それまでどれだけ根気よく話し合えるか、今のわたしには自信が無く、かなり沈んだ気持ちです。

パートナーシップに政治的意見がこれほど重要だとは思いませんでした。
おそらくこれからもそういった不一致に悩まされるのだろうと思うと、気が重いです。