「お化粧とプラの葛藤」詳細版の第2弾。
今回は【プラスチック系配合成分】について。あくまでもわたしが思っていることについてです。
お化粧とプラスチックの関係|わたしが考える葛藤 - cotton の 目
お化粧のときめきに隠れる、プラスチックとの関係。 メイクが好きになっていくにつれて葛藤もだんだんと増えています。今回はその葛藤の全体像を書き出してみます。
以前綴った「お化粧とプラの葛藤」について、これから項目ごとに詳しく書いていきます。 今回は【プラスチック包装】について。あくまでもわたしの思っていることです。
メイク好きとして考えたい、化粧×プラ。
あまり意識はしないけれど、化粧品に含まれる成分にもプラスチック系のものがあるということを、最近になって知りました。
知識はないので主観になりますが、思っていることを書いてみようと思います。
プラスチック系成分とは?
まず、プラスチック系の成分とは何なのか。
わかりやすいのが、
スクラブ や グリッター。
明らかに目で見て存在が確認できるので、あぁ~あれプラスチックなのか、と納得しやすいのではないのでしょうか。
スクラブ
ただしスクラブにおいては、プラスチックを使わず砂糖などを使用したものが主流になりつつあります。
環境への配慮と、プラスチックに比べれば肌にも優しい使い心地だということが、移行している要因かな、と個人的には思っています。
グリッター
グリッターは、一部のブランドがプラスチックフリーのグリッターを作っていますが、まだまだ浸透には至っていないように感じます。
そしてこれ以外にも、実は隠れたプラスチックが存在しているようです。
ポリマー
それは、かなりの割合でメイクアップ製品に含まれている、「ポリマー」です。
固形ではなく水溶性であるポリマーは、「プラスチックか否か」ということ自体が議論となっているようで、使用し続けても良いものかは一概に言えないみたいです。
(詳細▶化粧品におけるマイクロプラスチックの使用制限について / biorius)
わたしとしては、わからないものを毎日水に流してしまっている、ということを知って、少し怖くなりました。
わたしが海を汚染しているんだな、と悲しさも感じて。
(※今回は よく言われている、合成ポリマー=肌に悪い?という議論ではありません。あくまでもプラスチックについて考えています。)
わたしにできること
プラスチックが今まで想像していたよりも、メイクに直結していることを感じた上で。
じゃあ何ができるんだろう。
メイクが好きだという以上、無縁ではいられないことがわかりました。
これを知ってから、本当に微々たることですが、気をつけるようになったことがあります。
それは、マスカラをリムーバーでオフしてから全顔クレンジングする、ってこと。
もうやっているという方ももちろんいると思いますが、わたしはこれまで、面倒くさがって全顔一気にメイクオフしていました。
全てを水に流していたということです。
細心の注意を払うなら、できれば全顔を拭き取りクレンジングなどした方が良いのだと思いますが、肌への摩擦が気になってそれだけはできなくて。
わたしがやり続けられる方法を考えて、
ポリマーが大量に使われているであろうマスカラだけは、摩擦に気をつけてコットンで拭き取ろう、という結論に至りました。
できればササッとグリッターも一緒に落とします。
スクラブはもともと使っていなかったので、引き続き手を出していません。
小さなことかもしれないけれど、知っているか知らないかでは、今後何十年も続く行動によって差が出てくるはずです。
これを読んでくれた方が、考えるきっかけになったら嬉しいです。
必ずしもわたしの結論が正しいとも言えないし、無理をしてでも環境に配慮しなければならない!とは思いません。
なぜなら、メイクをすることに意味があると思うから。
わたしがメイクをする意味は精神衛生の手段のひとつで、環境配慮に配慮しすぎるとそれが達成されません。
できるひとが、できるだけ意識するだけで変わると思う。
そのきっかけになったらいいな。