以前綴った「お化粧とプラの葛藤」について、これから項目ごとに詳しく書いていきます。
今回は【プラスチック包装】について。あくまでもわたしの思っていることです。
メイク好きとして考えたい、化粧×プラ。
コスメを買っていると、何かとプラスチックゴミが出てしまうことに罪悪感を感じる今日この頃です。
そこで、この記事では コスメ包装の現状 や わたしにできること を考えてみたいと思います。
コスメ包装
前の記事でも書きましたが、わたしが気になっているのは「過剰包装」です。
過剰と思うのはわたしの価値観なので、人によってちょうど良いと思ったり もっと念入りにしてほしいと思ったりすると思います。
それを否定するわけではありませんが、考えるきっかけになると嬉しいです。
みなさんは包装に何をどこまで求めますか?
デザイン性? わかりやすさ? 商品の保護?
以下、わたしが把握しているブランドごとの 包装に対する姿勢 を紹介してみます。
(「環境配慮」などの言葉も使っていきますが、主にプラ包装に焦点を当ててブランドを選んでいます。もちろん他のブランドもたくさんあります。コメントで教えてください^^)
セザンヌ
お手頃なセザンヌは、低価格化のために簡易包装としていることを公表しています。
結果的に包装に使用するプラスチックも減っているはずなので、シンプルで良いなと思っています。
ラブライナー
アイライナー名ブランドのラブライナーは、2022年3月からリフィル式となりました。
重みで安定したラインが描けると評判のブランドですが、ついにリフィルへ!と驚きました。
調べてみると どうやらリニューアルはそれだけではないらしく、パッケージ内の台紙がプラから紙に変更するなど、より環境にやさしくなっているようです。
UZU
2019年にローンチしたUZUは、独特なパッケージに惹かれた方も多いのでは?
パルプモールドという再生紙をつかった素材によって包装されています。
なんとなくプラの方が清潔感を感じる気がしていたわたしですが、UZUには高級感を感じ、デザイン性の高さに感心します。
(ブランドとして環境配慮を強く押し出しているわけではないようですが、多数の評価を得ています。言ってないのに評価されるの、カッコイイ。)
デパコス系は、ほとんどのブランドが環境への配慮を考えていると言って良いくらいになってきました。
挙げるとキリがないので、有名なものをいくつか。
LASH
一般的に化粧品の製造コストのうち、パッケージが占める割合は約半分と言われていますが、ラッシュではパッケージにかかるコストを削減し、お肌に効果的かつ高品質な原材料に使いたいと考えています。
包装を一切なくそうという、大胆な方法を実践しているLASH。
「そのまんま」だったり、紙で包んだだけだったりします。包装に慣れているとびっくりしますが、「何が必要なのか」を考えさせられるブランドです。
上のリンクは興味深いのでぜひ読んでみてください。
ポール&ジョー
リフィル式のコスメが多いポール&ジョーは、紙製の詰め替え用ケースが選べるなど、カスタマイズが楽しめる様になっています。
ポール&ジョーといえば!というキュートな猫とお花がたくさん描かれていて、こちらもUZUと同じように、デザイン性に優れたブランドです。
わたしにできること
さて、ではわたしはプラ問題に対して何ができるのか。
先程挙げたような、プラ削減に取り組むブランドのものを積極的に使う、というのがやはり手っ取り早い方法ですね。
今一番好んで使っているのはセザンヌです。
やっぱりプチプラが有り難くて。
さっきも デパコス系の多くが環境への配慮をしている、と書きましたが、デパコスばっかり買うわけにもいかないもんね。
お金があれば別なんだけど😅
ただし、ここからが本題とも言えるんですが、やっぱりあのブランドが使いたい!とかあるじゃないですか。
わたしにとって代表的なのが「マスカラ」です。
わたし的にアイシャドウは、色さえ気に入ったらどのブランドでもそれなりに満足できます。
でもマスカラはそうはいかないんですよ。
カールキープは最重要事項だし、
にじみにくいのがいい。
ちゃんとセパレートもしてほしいけど
目力は欲しい。
消費も早いからプチプラで…
となると該当の商品がすっごく少なくて、
かつプラ問題も考えようとなると、メイクできなくなっちゃうんですよ(T-T)
メイクすることはわたしの精神衛生を保つ手段でもあるので、「ノーメイク」はなしとすれば、
「こだわるところはこだわる!」
「こだわりないところは環境問題を選択の軸に。」
というのが、今のわたしにできることです。
もしかすると、「妥協できるものなんてないよ」という人もいるかもしれません。
そういうときは、「ちょっとそこまで用」を作ってみませんか?
それぞれベストコスメはあるだろうけど、常にバッチリじゃなくても良いかもしれない。
ちょっとそこまでならキープ力弱めでもいいかな、と妥協できるところが見つかるかも?
こんなちょっとずつの積み重ねも、コスメの楽しみ方のひとつになればいいな、と思っています。