cotton の 目

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当たり障りのない性格のわたしが、密かに持っている視点を綴ります。

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かつての夢①

 

わたしがかつて抱いていた夢と、その夢の動向について書いてみようと思います。
持病の影響で夢が左右されているので、健康状態とともに時系列で紹介します。

 

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かいているひと:cotton
マイペース主義の慎重派。まとまらない視点・思考をブログで放出中。

 

まず、わたしの経験している病は、
【脳動静脈奇形】摂食障害

順序としては、
中学2年生の頃に【脳動静脈奇形】が発覚。
そのあと3年くらい経ってから、今度は摂食障害に悩む。
という感じでした。

それぞれ詳しくは以前の記事で綴っているので、そちらもぜひご覧ください。

今回の記事では、【脳動静脈奇形】発覚前後に抱き始めた夢を中心に紹介します。

ちなみに小学生の頃に「夢は?」と聞かれたら困っていた記憶があります。
つまり特になりたいものはなかったんですね😅

困った挙げ句、「デザイナーになる」と授業で記した記憶はあります。
きっと違和感が強すぎて覚えているのでしょう。

 


 

さて、ここからが本題。
強く願った夢というのは、【脳動静脈奇形】が発覚したあとに生まれたものです。
それは、作業療法士

作業療法士」をご存じでしょうか?
簡単に言うと「リハビリの先生」のことで、主に手先の作業を支援するリハビリ専門職です。

もちろん、自身の病気が発覚してから、医療が身近になったことが関係しています。

幸いわたしが作業療法士さんにお世話になることはありませんでしたが、発作により起こりえる脳出血の場所や程度によっては 麻痺が生じることがあり、人ごとではなかったのです。

もともと「作業療法士」の存在は知りませんでしたが、確か早めの進路選択を考える際に母が見つけてきたものでした。

工作大好きで手作業に自信のあったわたしには、「これだ!」って思ったんです。
どちらかというと理系で、病気の経験もアピールになりそうだ、という淡い期待もありました。

そこから夢は「作業療法士だ」と信じて疑わない、というかこれしかないだろうと思い込んで目指すようになりました。

 


 

みなさんにとって夢はどんなものですか?

わたしにとっては、はじめは「やりたい!」っていう希望があるんですけど、だんだん視野が狭くなって脅迫的になってた気がするんですよ。
これは小さい頃からの癖です。

言葉がちょっと怖く聞こえるけど、これ以外ない!っていう決めてしまった道を諦めるのが怖くなる

もっと小さいことでいうと、日々の学校の宿題とか やり方の自分ルールを決めちゃうと、どんな無理なことでもそれから外れるのが怖くなるんですよねぇ。
これは母にいうと「なんで?」って全く同意してもらえない部分です。笑

ただ、「継続は美徳」という風潮があるなかで、苦しさを感じる人もいるんじゃないかと思っています。けど、どうですか?

一方で常に同じ熱量を持って夢に向かっている人もいるように感じて、すごく感心します。

 


 

でもね、夢を聞かれたときに「半ば脅迫的ですけど、作業療法士を目指しています」なんて言えない…

だから、大したことないですけど~という雰囲気で「作業療法士が夢」って言ってきて、それをすごく褒めてもらえたんです。

「もう夢が決まっててすごいね~」
「リハビリかぁえらいねー!」などなど。

わたしの病気を心配してくれている人ほど、この夢を評価してくれて、その期待に応えたい気持ちも増していきました。

精神的には、追い込み追い込まれていった…っていう方が近いかもしれませんが。

 


 

そんなこんなで、中学卒業までは「作業療法士」という固まりきった夢を、心に決めて過ごしました。

健全ではないかもしれないけど、「夢がある」ということが、自信にもなっていたように感じます。

その後のお話しは次回に続きます。
摂食障害に苦しむ時期になっていくのですが、書き終えてみると、この夢も摂食障害発症の一因になっているように見えますね。

今まではそんなに関連付けて考えたことがなかったので、新しい発見です。

さて、夢は叶うのか、どうなったのか!? お楽しみに。

続き

かつての夢②|諦めても良いよね - cotton の 目

かつての夢について、前回の続きを書いていきます。 今回は【摂食障害】前後の夢の動向です。このシリーズ完結します。