cotton の 目

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当たり障りのない性格のわたしが、密かに持っている視点を綴ります。

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摂食障害の夏休み

対話企画

 

今回は、「摂食障害の夏休み」について、わたしはどのような経験をしてきたか綴っていきます。
今まさに夏休み中の方は、どんな日々を過ごしていますか?
共感するところや、理解できないこともあるかと思いますが、ひとつの例としてお読みください。


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かいているひと:cotton
マイペース主義の慎重派。あまり表に出さない視点・思考をブログで放出中。
【最近の疑問】オリンピックで得るものはあるのか?

まずは箇条書きで、簡単にまとめてみます。
(わたしは大学既卒のため、過去の経験を振り返っています。また、わたしの経験は拒食症のみです。)

※ ↑ リンクをクリックすると、該当行まで移動します。

 

こんな感じです。本当に端的に書いているので、ひとつずつ説明しますね。

 


他者を怖がる

これについては正直、夏休み以外も常に、ですかね。。。
ただ、夏休み(お盆) や お正月 によくある 親戚の集まり が特に怖かったです。

なぜ怖いかというと、「元気?」という言葉を必ずといっていいほどよくかけられるから。

摂食障害に悩まされているときは、元気じゃないことがほとんどです。
たとえ気分が良くても体はボロボロなので、「元気だよ」と簡単に答えることができませんでした。
曖昧に頷くことしかできず、心が痛む場面です。

また、久しぶりに会う人ばかりなので、体型の変化を指摘されるのではないか、という不安もあります。
「何か言われたら何と返せばいいのだろう?病気だと打ち明ける必要もないし、変に心配もかけたくない。」
そう考えはじめると本当に気が重くなります。

さらに、(わたしの家の)集まりでは食事が伴います。
ゆっくりちょっとずつ、食べれるものだけ食べればいいと思っていたとしても、「全然箸進んでいないんじゃない?」「若いんだからもっと食べなよ」と言われることもしばしば。
これがかなり辛い😰
もしかすると、そこは聞き流せばいいと思われるかもしれませんが、精神的にも弱っていることが多いので、悪意がないと理解できる言葉に対しても、泣き出してしまいそうになることがありました。

こんな風に、全てが摂食障害と結びついていて、何も話せない、他者が怖いと思っていました。
(今も思わなくはないけど、真に受けすぎないように気をつけられるようになりました。)

他者を羨む

お次はこちら。夏休み中っていつも以上にSNSが盛り上がりませんか?💬
わたしはLINEのみの使用ですが、タイムラインやアイコンで同級生たちが青春を謳歌しているのを見ていました。
楽しそうだなぁ、いいなぁって。

わたしの性格上友人が多くないので、遊びに誘えるような子が少なかった、というのもあります。
でもそれだけではなく、摂食障害の影響がかなり大きかったです。

わたしは体力的な限界を感じて入院をした経験があります。その間学校には行けず、数少ない友人と疎遠になったということです。
その後もすぐに登校できた訳ではなく、自宅療養を経て1時間ずつ学校にいる時間を増やしました。
長い時間をかけ徐々に復帰していったのです。

ありがたいことに、ある友人は退院後も前と同じように付き合ってくれました。
だけどやっぱり失った時間は大きかったし、体調も万全にはならなかったので活発に遊ぶことはできませんでした。

この友人は わたしの食のペースにも合わせてくれる大変優しい子で、この子となら、と思い食事に行ったこともあります。
でも、こんな風に合わせてくれる、そのこと自体が申し訳なく感じてしまうので、純粋に楽しむことはできませんでした。

結局わたしができたことは、羨むことだけだったのです。

冷房との闘い

これは完全に夏特有🎐
よく言われていることなのでご存じの方も多いかと思いますが、摂食障害で筋肉・脂肪が落ちると、本当に寒いです。

つい最近まで、元々冷房が苦手だったから摂食障害の影響とは言えないのでは?と思っていました。
ところが、大分体が正常化してきた今、去年より冷房を脅威に感じなくなったのを実感しています。

高校生の夏(摂食障害の渦中)、わたしは冷房対策のため 冬用のブレザーを常に着ていました。
クラスの中で何人かはブレザーを着用する子はいましたが、着たり着なかったり、あくまでも調節のためだったと思うので、常に着ているわたしは異常でした。

さらに夏休みに入ると、冷房の設定温度は 家にこもるわたしに合わせてくれていたので、同居の家族はかなり暑そうでした。
もちろんわたしは長袖で。
それでもしょっちゅう風邪っぽくなったりして、冷房に悩まされていたのを覚えています。

ぼーっとする

最後はぼーっとする。
適当じゃないですよ。本当にぼーっとするしかなかったんです。

というのも、わたしは元々宿題なんかを完璧にやらないと気が済まない性格で、そのために「自分の好きなことをやる」ってことをしてこなかった節があります。
だから 好きなこと、やりたいことが何なのか、自分でわかっていません。

摂食障害の渦中は、勉強はいいから体を休めよう、という感じだったので、やることがなくなりました。
自分のやりたいことを見つけようと思っても、上手く頭が働かないし、考えるだけで疲れてしまいます。

家族がショッピングに誘ってくれたりしたこともありますが、家にいるだけで疲れている状態なので、外出すれば楽しむ余裕がないのは明らか。
外出はすごくしたかったけど、体力的に無理だと判断して泣く泣く断ることが多かったと思います。

かといって寝ることにしても、なんだか罪悪感を感じて全然休まりませんでした。
(何に対する罪悪感なのかは不明🙄)
あれこれ考えたり悩んだりするだけで、見た目はぼーっとするだけ。
そんな日々を送っていました。

 


 

これがわたしの「摂食障害の夏休み」の記憶です。
いかがでしたか?全然楽しくないんですよね…

もしかしたら、摂食障害をもつ本人以外に、そのご家族の立場から読んでくださった方がいるかもしれません。
その方に向けて、最後に伝えたいことを記しておきます。

この記事を読んで、
 親戚に会わせないようにしよう
 冷房の設定温度を上げよう
 外出には誘わないでおこう
とはしないでください。

なぜなら、全てわたしのことでしか・・ないから。
もし、本人を想ってくれたのなら、
 親戚に会う?
 冷房寒くない?
と、直接確認してみてください。
できない場合もあるかもしれないので無理はせずに。

ひとりひとりが自分のペースで過ごせることを願います。