最近やっと「好きなタイプ」を言語化できるようになりました。
恋愛観についても悩んではいるものの、なんとなく定まってきた気がします。
わたしは、いわゆる恋バナが苦手です。
恋したい、恋=幸せ、みたいな価値観が前提になっている感じが居心地悪いです…
でも、それだけではなかった気がします。
おそらく、自分の恋愛観が定まっていない中で、「恋バナ」の輪の中で話せることがなかったんですよね。
定まっていないと、勝手に「こういう人が合うんじゃない?」などと言われる中で、賛同も否定もできないから。
ただ好き勝手言われ放題で、なんにも言えない空間はしんどいです。
だから、恋バナという恋バナを避けては来たものの、
ここ1年は 恋愛指向や性的指向について考える日々でした。
そのおかげなのか、冒頭にもあるようについに好きなタイプ(指向)を言語化できるようになりました。
結論から言うと、わたしは
「人に優しく、自分を大事にできる人」が好きです。
タイプについてはずっと「優しい人」と答えてきたのですが、
どこか引っかかっていたんですよね。
優しいってどういうことだろう、とか、
優しければ誰でも良いわけではないんだけどな、とか、
自分で言いながらもやもやしていたんです。
「人に優しく」は、
そのもやもやをすっきりさせられる言葉です。
優しい人って結構どこにでもいます。あまり厳しく言われたり、キツく当たられることはないし、周りの大体の人は優しいと思っています。
でも、それは「わたしに対しては」という条件付きなことが多いです。
赤の他人(店員など)に対しては横柄な態度だったり、
ありがとうを言えない人が驚くほど多いと気付きました。
今後会わないかもしれない赤の他人に対しても、分け隔てなく思いやりを持って接することができる人が優しい人だと思っています。
そして「自分を大事にできる」というのは、
自分の気持ちや意見、身体を犠牲にしない、ということです。
一般的によく言われる「優しい人」には、
自分を犠牲にしてまで優しく居てしまう人というのが多く感じています。
恋愛について言えば、パートナーの意見を最優先にしてしまう人。
優しいかもしれない。
だけど自分の意見を我慢しているかもしれなくて、いつかそれが爆発するんじゃないかという怖さもあります。
そうじゃなくて、意見が食い違ったときにきちんと話し合いができるような関係に憧れます。
タイプが言語化できて 自分で認識できるようになってから、
すごくすっきりした気分になりました。
これが、なんとなく惹かれる人の
今のところ見いだせた共通点であるような気がしています。
このタイプには恋愛以外の好みも含みます。
そして、わたしもこんな人間になりたいと目指しています。
人に優しく、自分を大事に。
悩んだ結果、恋愛に限るならやはり男性が好きなんだろうな、というところにも落ち着きました。
戸籍上女性だけのSNSをやっていて、
女性に魅力を感じないわけではないんですが、恋愛ではない尊敬の感情が湧きます。
この尊敬の気持ちでならパートナー関係になれる可能性はあるものの、
恋愛感情でパートナーになれるのは男性(もしくはボーイッシュな人)かなぁと、今のところ思っています。
となると恋愛感情ってなんやねん
というのはまだわかりません…
ただの尊敬の感情とは違いそうだ、ということはわかる気がします。
あと、これで恋バナが楽しめるようになったかというと
そんなことはありません。
でも少しはその場にいられるようになったかも?
メンバーにもよるけど、意見があることでその場にいることが許されるような。
恋愛に関してはまだまだ模索していこうと思います。
好きなタイプが定まらなくても大丈夫。
模索することが自分を見つめ直すきっかけになっていると思います。