cotton の 目

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当たり障りのない性格のわたしが、密かに持っている視点を綴ります。

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てんかんの前兆|不思議の国のアリス症候群

 

ふと目にとまった「不思議の国のアリス症候群」。
わたしの経験と似ている気がしました。

 

 

かいているひと:cotton
マイペース主義の慎重派。まとまらない視点・思考をブログで放出中。

 

わたしがいつも読んでいるブログがあるのですが、
不思議の国のアリス症候群」について触れている記事がありました。

具体的な症状としては

不思議の国のアリス症候群では、自分の体が大きくなったり小さくなったり、時間が経つのを早く感じたりといった奇妙な感覚が起こる。
引用:https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/120302526180/

と言われているそうです。

この症状、わたしにも身に覚えがありました。
それは、てんかん発作が起こりそうな嫌な感覚です。

少し調べてみると、

不思議の国のアリス症候群は、てんかんの発作前や片頭痛の前兆として現れる

引用:https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/120302526180/

という説があるようです。
ただし、脳のどの部分の異常なのかは未だ明らかになっていないとのこと。

はっきりはわからないものの、
てんかんの前兆のような気がしていた「あの感覚」が、間違いではなかったような気がして妙に納得しました。

※ 「不思議の国のアリス症候群」の診断を受けたわけではなく、自己判断で自分にその症状があると認識している状態です。

 


 

ここからは「不思議の国のアリス症候群」についての説明ではなく、
わたし自身の「てんかんの前兆」だと思っている感覚を言語化してみます。

まず、ん?と異変を感じるのは、
大抵「脳がついてこない…!」という感覚です。
言い換えると「時間がゆっくりになる」とも言えるかもしれませんが、これは一瞬のことです。

それからは、目が回るような気分になったり、
遠近感覚がなくなってフラットな世界になって距離感がわからなくなります。

この距離感のわからなさによって、
ものが大きく感じたり小さく感じたりしますが、
どちらかというと浮遊感遠近感覚がないことに焦ります。

おそらくこの焦りによって時間の経過が速く感じるのとともに
高速で目が回る感覚があります。
この目が回る症状は「てんかん発作」にあたるのではないかと思います。

血の気が引く感じと目が回る感覚に襲われて、
「止まれ、止まれ…」と念じています。

とはいっても、発作中は言葉の意味が理解できなくなるので、
「止まれ」と呟けるわけでもなく、
ぎゅっと体に力が入る(入ってしまう)感じです。

 



この一連の症状が起こるシチュエーションとして
わたしに多い気がしているのは、
映画やプロジェクターで投影した映像に集中しているとき。

映像が大きく見えるというよりも、
映像の中に自分が入っていってしまうような感覚になって怖くなることがあります。

光の刺激も加わることで、発作が起こりやすく感じています。

映画についての記事

てんかんでも映画が観たい

てんかんには、光によって誘発されるものがあるようです。 わたしは、映画館で映画視聴後に気分が悪くなったことがあるので、ここ何年かは避けるようにしています。


授業などでどうしても見なければいけないときは、
集中しすぎないように適度に視線を逸らしたり、意識的に目を閉じたりして乗り切っています。

 


 

今回は不思議の国のアリス症候群を知って、
改めてわたしのてんかんの前兆について書いてみました。

まだ関係性についてはわからないことが多いので、
しばらくリサーチしてみようと思っています。