何度か主治医が変わってきた わたし。
医師もやはり人間。相性って大事です。
わたしは脳動静脈奇形発覚後から、
検査( 血管造影 )のための病院
↓
手術(ガンマナイフ)のための病院
↓
通院( 経過観察 )のための病院
など、治療段階によって病院を変わったり、
てんかん専門医、通院の曜日
によって医師が変わったりしています。
優劣をつけるわけではないのですが、
やはりわたしも人間、医師も人間なので、合う合わないがあります。
そこで、比較的長く診てもらったことのある医師3人について
どのような印象を持ったことがあるか、という話を書いてみることにします。
まず最初に印象に残っている医師は、
のんびりゆっくり、かつ簡潔に説明してくれる医師。
ゆったりペースが心地よく、あまり敷居を感じずにおしゃべりできる医師でした。
話しやすいのでなんでも聞きやすい雰囲気、たまに長居して申し訳なく感じるほど。
後に様々な医師に診てもらって思うことなのですが、この医師はある程度患者に伝えること、伝えない(聞かれれば言う)ことを取捨選択しているようでした。
簡潔に説明することが良い面でもあり、「あれ、そんなこと聞いてないな」と思ったりすることも。
そのころわたしが学生だったこともあり、わかりやすい説明をしようとしていたのかもしれませんが。
結果的にはわたしにとって良い印象の多い医師です。
2人目は、
テキパキとして、がっちり自分の意見を固めている印象の医師。
フレンドリーながら、何気ない質問をする隙がない感じでした。
治療方針は明瞭で頼り強く感じます。
ただし、医師の方針とは別の希望を伝えるとすんなりとは受け入れてもらえないことがありました。
わたしとしてはそのときの対応に圧を感じ、あまり良い印象はありません。
人によっては、話しやすく心強い医師とも言えるのでしょう。
3人目は、
どーんと構えて大丈夫大丈夫~と言う医師です。
医師っぽくないラフな印象。
服薬が順調で、治療という治療がないので詳しく把握できていませんが
最初の医師同様 聞けば教えてくれるスタイルで、おもしろわかりやすく話してくれます。
そのため正確さには欠ける気はします。
説明する、という感じがあまりないので、安心感を求める人にはかなり合うと思います。
以上の3名でも、タイプが全然違います。
患者側によって合う人もいれば合わない人もいて、同じ病気の治療といってもやはり人間の相性が重要だなと感じます。
また1人の医師をみても、もちろん長所短所それぞれあります。
わたしは1度だけ医師と合わないことを理由に、医師変更をしたことがあります。
曜日によって医師が変わる病院での変更だったので、通院の曜日を変更するだけで医師を変えることができました。(たしか主治医は変わらず)
変更後の医師も知っていたので気楽でしたが、
転院などを検討する場合は、その後の医師が今より相性が良いとは限らないので、ある意味賭けのようになりますよね。
相性が大事と言っても、相性の良い医師を見つけるのは至難の業です。
良い医師だと思ってもやむを得ず変わらなければいけないこともあります。
病気そのものと同じくらい、主治医の悩みは大きいんじゃないかな、と個人的に思っています。
良い縁を願うことしかできないですね。
ちなみに、
知り合いに良い医師を教えてもらう、口コミを聞く、
というのも手ではありますが、必ずしも自分に合うとは言えないのでそれもまた賭けかなとわたしとしては思っています。
全ての人間関係に言えること。
相性って難しいですね。